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報告者 西山 徹
今回の二年総合訓練で、私は炭焼き小屋の竪穴に入ることになり、その訓練について報告します。
今回、二年総合訓練と言うことで探検で必要な主立った事(ビレイヤーなど)は全て1・2回生が行った。
そして、同行した三回生は唯その行動を見守ることに終始した。炭焼き小屋の竪穴についてだが、今回は今までと違い主体的に動かなければならなくなった1・2回生の間で、洞口付近でのセット時に何処にどうラダーやザイルをセットするかについてちょっとした議論となった。炭焼き小屋の竪穴の洞口付近はちょっとした林となっているが確保が可能な木がなく、逆にラダー・ザイルをセットする障害物となっていた為にどうセット するべきか悩んでしまったためだ。
何処にどうセットするかが決まり即セットに入ったが、此処でも障害物と化した木とセットにまだ慣れてない為にセット完了までに非常に時間がかかり、洞内の探検をする時間が減ってしまった。
どうにかこうにかセットを終えて、入洞しようとした矢先に主電のヘッドライトが使えなくなった一回生が出るというハプニングが発生し、結局、三回生一名を洞口待機とし、その主電を借りて一回生が入洞するという事になった。入洞の際のビレイヤーは主に1回生が行い、最後に入洞した人のビレイは、洞口待機となった3回生に行って貰った。
入洞してまずは最奥へとつながるルートを見つけることから始めた。測図を持ち込んでそれを見ながら探したのだがなかなか見つからず、2つの支洞部を先に探検した。その後、最奥へのルートにはいり、探検をした。
洞内においてはオオゲジやカマドウマの個体が複数存在し、特にオオゲジが5・6匹たむろして蠢いていたのは非常にイヤだった。
また、最奥へと通じる道に9メートルのロック地点が存在しており、当初はその地点は行けないところではないかと思われていたが、それは唯単に下りる際の見かけが恐ろしいだけで一人が通過すると次々にロックを突破していった。そして最奥付近に到達した。最奥付近の水たまりには以前の調査時に残置されたままの排水用ホースが残っていたが今回の探検では回収できなかった。このホースの回収は冬合宿時になると思う。
出洞時であるが、最初に出洞する人間のビレイは洞口待機の3回生にして貰い、その後は入洞時と同様に1回生が主にビレイヤーとなり出洞した。
今回の2年総合訓練では、ザイル・ラダーのセットに時間が掛かりすぎたことが非常に悔やまれる。
また、個人装備の手入れをしておかなければ思いも寄らないときに故障したりすると言うことが身を以て分かった。
しかしながら、今回の探検では事故もなく、また、3回生が引退するに伴い、後を担う1・2回生の技術確認と言う目的は達成できたと思う。