秋吉台の洞窟の紹介
このページは,秋吉台の洞窟を紹介していこうというページです.執筆には管理者をはじめ、洞研のメンバーによって行っております。記憶によって書いているので,間違い等があるかも知れません.ご指摘願います.
また、この紹介を読まれて洞窟に興味を持たれた方は、管理者のほうへメールかあるいは掲示板のほうまでよろしくお願いします。ご感想からご質問までお気軽におよせください。
竜護の竪穴は、龍護峰山上から西南方向に約20m程山を下った場所に開口している。 洞口は直径1m程、高低差は約70mで2ピッチの竪穴であり、1ピッチ目が高さ50m、2ピッチ目は20mである。 2ピッチの洞口は1ピッチ目の洞口の半分ほどで、2ピッチ目のピッチヘッドに連絡員を置かなければ声が行き届かない。 正式な記録を見る限りでは、この洞穴に誰かが入洞するのは約30年ぶりのことであり、そのせいか母岩がとても脆く、落石が多く危険であった。 また、2ピッチ目を降りると多少横穴部が続いているようであったが、時間の都合上詳しく調査できなかったため詳細は不明である。 他にも、1ピッチ目の途中に横穴が続いていると思しき箇所があったが(測図上では点線処理)、ここは危険なため調査できなかった。 新支同発見の可能性があり、調査しがいのある穴ではある。 しかしながら、家族旅行村から登山コースを1時間以上延々と多量の荷物を背負った状態で登らなければならず、調査には結構な体力を要するであろう。
(宮岡)
椿穴は、美祢市秋吉台科学博物館の目の前にある駐車スペースより北東に約100m程進んだ先に開口する竪穴で、その名の通り椿の木に囲まれている。洞口は約3×5mと大きくそのままオーバーハングで−88m落ち込んでいる。洞床は礫で覆われており、その端に開口する−2m程の落込みを降りた先が最深部といえるが、かなり危険なためあまりお勧めしない。1年生の時に入洞した際には洞床に蛇がいたが、3年になってSRTで入洞した際には蛇が死んでいたのが何だか悲しかった。。 椿穴は、セット及びリギング場所が明白なため、ラダー&ライフライン・SRTのどちらでの探検にも向いている穴である。ただ、ラダーでの入洞の際は、装備量からしてセット及びビレイをするだけでかなり体力を使うため、未熟なビレイ技術のみでのパーティでの入洞は避けたほうがいいと思われる。
(肌野)
芝尾集落裏に流れている青景川の横に開口している横穴で、洞口は2×1m程。洞内は基本的に狭く、洞床には円礫が多く散乱していることから普段は水流があると思われる。実際10年程前に当穴に行った際の写真では水があり、昔の測図からも水流が確認出来る。しかし、2008年春に行った調査では水流は全く確認されず、測線距離も150m程にまで伸ばすことが出来た。また、気流の感じられる未探検部があるため更なる測伸が期待される。 最奥は、幅10×15m・高さ5m程のホールになって終わる。
(肌野)
入見集落より林道を登った途中に大きなドリーネ耕作地が見受けられる場所があり、その端の藪中に開口する竪穴。洞口は2×1程で、高低差は−85mである。−20m程の所でテラスがあるのみで、あとはオーバーハングとなっている。 テラス以降の空間は大きく、生成物の発達も著しい。大きな石筍や方解石が散りばめられたフローストーン等、長穴は竪穴意外にも色々と魅力的な穴である。降下点付近は礫が多く、所所に獣骨が確認出来た。
(肌野)
その名の通り美祢市平原集落の近くに開口する横穴で、総延長は約400m。洞口は隣合わせに二つあり、50m程進むと直ぐに通路が狭くなり、最奥までほとんど匍匐前進で進まなければいけない。 また、平原の穴は吸い込み穴として機能しており最後まで水流があるため、初めて行く人は大体発狂(良い意味で)するかもう嫌だと言う人に別れる。ただ、最奥のホールは大きく天井高も高いため、ここまで来たかいがあったという達成感が得られる。 この穴は、水系的には秋芳洞との連結が確認されているため、空間の連結も期待されている魅力的な穴。
(肌野)
美祢市県育成牧場への道の途中の山道の中腹に開口する竪穴で、高低差は-110mで5つのピッチを有する。 2次生成物の発達がよくコウモリやオオゲジ等の生物も多数確認できる。 最深部は5×3m程の地底湖で終わるが洞の形状からして、時期または水抜きをすれば先に進めるかもしれない。 SRTのリギング訓練にはもってこいの良穴。
(肌野)
美祢市の入見集落の付近の山の中腹に開口する竪穴で高低差は-204mと、現在日本で入洞可能な洞窟の中では最深である。 洞口は横穴となっており30mほど進むと-12m程の竪穴がある。降下点より50mほど進むと-20mほどの竪穴があり、降りるとすぐに-50mのピットに出る。 そこより下は昔はフリーで行っていたようだがリギングすることをお勧めする。-190m付近の狭い‐5mのクラックを降りると最深部に至る。 感想としては最深部付近はかなりドロドロで不快である。−204mといってもピットが区切られているためそこまでエグイ穴ではない。
(肌野)
秋吉台上にあるちょうど垂直に-60m落ちている竪穴で、別名「自殺穴」と呼ばれている。なぜ自殺穴と呼ばれているかは現在調査中である。
洞口は小さく夏などヤブがきつい時期には見つけにくいかもしれない。入洞するときは、事前に洞口確認をすることを勧める。
洞内は近年あまり入っていないため浮石等が多く注意が必要である。洞床は礫でおおわれているが、横には続いていないと思われる。
(藤重)
呼音の穴のすぐ近く。洞口が漏斗のような形になっていて、斜面からストンと第一ピッチの大きな洞口につながっている。第一ピッチを降りたホールから続く狭い穴を抜けると鬼のように横幅の狭い通路がある。そこを抜けると左右の壁に手足をついて進む少し危険なロックがある。そこを越えてしまえば、他の秋吉の穴では考えられない純白の生成物や生成物にコーティングされた獣骨が堪能できる。もし入る人は生成物に手を触れないようにしましょう。また以前確認されていた生成物にコーティングされた猿の頭がい骨は何らかの理由で粉砕していました。(八軒)
横穴と思いきや、入り口から10M以上落ちていて竪穴みたい。そこをすぎると横に広がる。とにかく足下には、ドロ・泥・そしてMUD。泥の深さは半端なく、何人のケイバーが長靴や足袋を取られたことか…。天井はというと、一面綺麗な洞窟生成物…があった形跡がみられる。昔から盗掘にあっていたようだ。
しかし、奥に行くにしたがって泥は無くなり岩が目立つ。短いけど危ないロックや怖〜い断崖絶壁、最奥には迷路付きと、なかなか楽しめる穴である。
現在他団体がこの洞窟を調査中なので、自由に入れないのが残念。
(中下)
寺山の穴の近くにある横穴。ツルツルすべるナウマンロック、はまると自力で抜け出すのは困難なタコツボ、などで 有名な穴。
ナウマンロックには非常に苦労したが、クリアした時には爽やかな風が吹き抜けるような爽快感を味わった。タコツボにはまった時は上から水攻めにあったりもしたが、 自力で脱出し顰蹙を買った。
短いのに色々楽しませてくれる良い穴。
(柴山)
カルストロードの近くに開口する竪穴。入り口は非常に狭い。
第一ピッチを降りてからはひたすら斜道。まさに”鍵穴”だなぁと関心してしまうような、キーホールパッセージをガンガン降りていく。 第二ピッチにたどり着くころにはさらに、50mほど降りることになる。
第二を降りてからこの洞窟は真価を発揮する。各所に泥斜面プラス落とし穴のトラップがあり。手足の短い私は何度か死の恐怖を味わい、文字通り指一本に命を託す事もあった。 一年の冬と二年総合で二回この穴に行ったが。いずれも”隠河洞マジック”と呼べるような怪現象が続発した、強烈な印象の洞窟
(野々田)この洞窟は,作成者が最初に入った「自然洞」です.当時は洞穴研究会の一年生で,上回生に言われるままに動いていたような気がします.美東町の大正洞の料金所を越え,しばらく行ったところの右手に洞口があります.「新入生歓迎合宿」で入ったのですが,この最初に参加した合宿から雨に降られ,当初降りる予定だった40mの竪穴部はドロドロになり,結局他の洞口から入りました.思ったより狭い洞窟をしばらく行くと,ラダーが設置してあり,5mほど降りるとフリーでいくつかの段差をさらに降ります.その後大きなホールに出たあと,この洞窟最大の見せ場のボアーパッセイジの通路にたどり着きます.直径2m程の円形の通路が下方に伸び,床は砂利なので,思いっきり走れた記憶があります.このときは途中で水没しており,本当の一番奥には行くことができませんでした.その後も10回近く入っているような気がしますが,いつ見てもこの円形の通路は見事です.なお,この洞窟は名前のとおり,洞内にたくさんのサンゴの化石を見ることができます.
今,第40代の執行部が再測量と新洞部の測量を行っており,結果が楽しみです.(石原)この洞窟は秋吉台科学博物館の目の前のドリーネに開口する穴です.名前の由来は,初代博物館館長で,秋吉台の数々の洞窟を探検されてきた恵藤一郎先生にあります.ほぼ垂直に60m程落ちている竪穴で,下部ほど広がったホールになっています.このホールにあるテラスに火山灰が堆積しているのを見ることができます.いろんな大学の探検部等がこの火山灰の層でいたずらし,人形を作っています.
この火山灰は分析の結果,当時秋吉台を広く覆った,約9万年前のASO4火山灰(正確には火砕流堆積物として堆積したものが洞内に再堆積したものと思われますが)ということがわかっています(未公表データより).作成者はラダーでしか入ったことがなく,もう一度今度はSRTで入ってみたいと思っています.(石原)この洞窟は美東町大久保のドリーネの縁に開口する洞窟です.洞口は小さな陥没ドリーネ底にあり,人がかがんでようやく通り抜けられる程度です.この小さな洞口を入ると,これがボアーパッセイジであることがわかります.しばらく下方にこの通路を行くと,突然下にピットがあるのがわかります.このピットを3m程降りたところにラダーをセットし,さらに約8m降ります.降りたところはホールとなっており,ここから洞窟はいくつかに分岐します.小さな洞口からは想像できないような空間です.下方には水流が流れており,一部には非石灰岩の礫が大量に堆積しています.主洞部はさらに奥に伸び,最後はドームピットとなっています.ドームピットの壁も非石灰岩です.溶食形態がよく発達し,洞窟の形態の勉強をするにはよい洞窟です.(石原)
田村の穴は,秋芳町黒岩地区にある穴です.竪横複合洞で,入口から4mほど降りたあとに,肩がやっと通るくらいの狭い洞を抜け,それからフリーで8-9mのフローストーンの壁を降ります.大きく分けて,ここまでで上層です.そこからまた狭い洞を行き,10mほどフリーでチムニーを降りると,そこが下層になります.この穴の売りは,そこにある白くて長い石筍です.洞のあちこちは盗掘されているのですが,どういうわけか,その石筍だけは折られずに残っていました.また,洞の奥の堆積物の中にはケイブパールが含まれています.現在は泥の中に埋もれているのですが,元は綺麗だったと思います.この穴に入るのはフリーが危険であること,狭洞部分がかなりきついため,中級者以上向けです.(石原)
犬ヶ森の穴は,天然記念物である観光洞の「大正洞」の料金所から入って行くと,小道の左側に開口する竪穴です.柵の近くには,「犬ヶ森ポノール」と書いてあります.増水時には,小道に沿って流れる川がこの穴に流れ込むことから,入洞が困難な穴で有名です.入口の竪穴を降りてゆくと,途中に支洞があり,そこに入って行くと,ネットワーク状のフレアティックケイブが発達しています.横穴になってから,もう一度15mほどの竪穴を降り,そこからは装備は要らないのですが,15mの竪穴を降りた地点で水没していることが多いようです.この穴は典型的な溶食形態が随所に見られ,ボアーパッセイジ,スコラプ,ペンダント等を観察するには最適な穴となっています.サンゴ穴,犬ヶ森の穴,大正洞,カレントマークの穴で大正洞ケイブシステムと言われています.これは,もともとはこれらの洞窟がひとつの洞窟であっただろうということから提唱されました.入洞の難しさでは秋吉でも有数な穴です.筆者は幸運にも一回だけ入ることができました.(石原)
中尾西の穴は,天然記念物の中尾洞の近くにある穴です.入口の段差を降りると,結構大きなホールになっていて,ビンのかけらやら,ゴミやらが床に散らばっています.最も床が低い部分にはケーブパールも見られます.ホールの奥に,狭いクラックがあり,そこからさらに奥に行くことができます.(石原)
博打穴・・・・昔、賭場が設けられていたという穴。入ると博打をするのに丁度良い位のホールになっている。奥に這って通れる位の通路があり、そこを抜けるとまた広いホールになる。ちなみに私は細い通路にはまってパニックを起こした。(鈴木直子)乾燥した洞内に似合わず、白い鍾乳石が印象的。個人的には、げじげじの多さが忘れられないあな。白い鐘乳石に群がる彼らの姿はかなりグロテスク。(鈴木直子)
一本杉の穴などがある弥山の山頂付近に開口する竪穴. 洞口は5×10mぐらいの大きさで陥没ドリーネ状の竪穴となっている.洞口から16m降下すると洞床で,北壁の狭いくぐり口をくぐる.狭くて急なボアパッセージを10mほど下ったところで通路が直角に折れ,その先に-28mのピッチが現れる.この第二ピッチは狭くてビレイがむずかしい.ダイナミックロープをダブルでセットしエイト環を使って降下した.-28mの降下地点からは斜洞が続き,その先は池で終わると思わせるが,ここを水くぐりするとさらに洞は続く.水くぐりの後はきれいな生成物が見られる.
第一ピッチは比較的広く,初心者の竪穴訓練にも向いている.ただし第二ピッチは狭くてセットもイレギュラーなので時間配分に気をつけよう.水くぐりの後の生成物は秋吉でもきれいな方だったと記憶している. 謀クラブの竪穴訓練を手伝ったときに,昼食がパン(ジャム付き)だったので驚いた穴.(黒岩有一)鐙峠は「あぶみだお」と読みます.1年生総合訓練などでたびたびお世話になった穴.難易度の高いロックと海老の関と呼ばれる狭所があるので時間配分が難しい.海老の関では重量級のメンバーは詰まる可能性大.
洞口は景清洞から嘉万へ抜ける道の道路脇にある.大きな洞口ぎりぎりに金網のフェンスが囲っているので,ラダーなどのセッティングに困る.洞口からは-33mで洞床に着くが,着地点はかなりの傾斜なので転がり落ちないように注意.以前は農薬の缶が転がって異臭を放っていた.大きな落石の後ろからきわどいキーホールパッセージが続く.細い通路が直角に曲がる海老の関を抜けると洞はメアンダートレンチとなり,最後は-30mの井戸状の水没ピットで終わる.(黒岩)秋芳町青景にある洞窟です。洞口は人が屈んで入るくらいの大きさで、祠が祭られています。洞窟内部は洞口より広くなっており、人が立って歩けるほどの大きさです。床は泥や落石等で覆われ比較的乾燥しています。また、洞内には横幅が狭く天井の高い支洞が数多く見られますが、奥は非常に狭く進むことができなくなります。
この洞窟では夏合宿に生物採取をおこないました。採取にはベルレーゼファンネルを利用して土の中にいる生物を調べました。(橋口)西側と東側の大小2つの洞口が存在する横穴です。この洞窟は狭く蛇行した通路が続くという印象が強いです。実際、西側は洞口より中央部までメアンダートレンチが続いています。中央部より奥へは礫が見られ水もあります。東側ではメアンダートレンチによる通路が見られ、床には粘土があり比較的乾燥していますが、数10メートルで行き止まりとなっています。
また、この洞窟では哺乳動物と思われる生き物をみたという人がいてビックリしました。ドビン岩の穴の近くには御台師の穴という横穴があります。 (橋口)洞口は高さ1.2mほどで幅は3mほどある。洞内は全般に粘土状で20mほど進むと広くなり水流がでてくる。また、主洞と並行して大きな支洞があるとともに、幅の狭い上層部が存在する。雨季の時期などは上層部より水が主洞へと流入する。
主洞はさらに奥へと進むことができるが、極端に天井が低くなり、水くぐりを強いられる場所がある。そこは雨の影響を受け易く雨季の時期などは時折、水没している。その後、最奥へ進むには水くぐりを何度か行うことになる。水くぐりがある場所の合間は広い空間となっている。空間のひとつは崩落帯となっており、立体的に迷路状になっている。最奥は7mほどの竪穴となって終わる。
洞内は粘土で覆われているため、最奥へ向かうと結構汚れてしまいます。第42代執行部が測量を行った場所でもあり、思いで深い洞窟でもあります。(橋口)洞口は1mほどの大きさだが50m級の竪穴をもつ竪横複合の洞窟。竪穴部分を下りきると、洞窟は東南へとそれぞれ続いている。洞内は比較的広く、洞床は落石で覆われている場所が多い。また、水流も少ないながら見ることができる。また南の方へ洞窟は、200mほど伸びているが、最奥から約10m手前には火山灰で覆われた広いホールがある。ここは比較的乾燥しており、火山灰を含むルムストーンを見ることができる。(橋口)
山の中腹あたりに開口する、洞口は広く洞内はホール中を歩いているような 感じで、崩落が多く見られる生成物はあまりない、下層、上層に分かれていて 下層の最終部分には小さな滝などがあり、最後は水没で終わる。
上層部分は、斜道になっていて、落石に注意しなければならない。 遊ぶにはもってこいの洞窟。中学生と行った思い出のある穴でもある。(三宅)高低差約80mの竪穴であり、秋芳洞につながることで有名、夏には洞口からの 風を感じ、冬になると洞内から凄い勢いで風が吹き出し、けっこう遊べる。
最終ピッチから聞こえる洞内河川の轟音が感動的で、最後の30mあたりから、まったくのフリーハングになっていて、恐怖に喜びを感じることができる。(三宅)全長は約1.5kmの横穴。 洞口は7×8と比較的広く、洞窟は北西方向へ第1主洞がある。洞窟は大きく分けて4つの 主洞に分かれており、各主洞ごとに多少異なった姿をみせてくれる。
寺山の穴は最近の 新入生歓迎合宿や他団体との合同合宿において頻繁に利用される洞窟の1つである。 変化に富んだこの洞窟は、初めてケイビングを行う者にとって、最適な洞窟であると思われる。また、一様にして泥がおおく、比較的広い空間が続く。(橋口)長登銅山の穴は、奈良の大仏を作るときに使う銅が採掘された所で有名。 人間が余裕で立って歩ける洞窟で、匍匐をするような所はない。 洞壁に青い(緑)色をした緑青らしきものを見ることができる 最奥はホールになっている。この穴の近くにループの穴がある。(三宅)
夏の合宿で一度、この洞窟へ入る計画を立てました。もっとも洞口を確認することができず入洞を断念せざるを得ませんでした。さまざまな人からアドバイスや情報を頂いたにもかかわらず、目印となるものを特定できず山中を這いずり回った記憶があります。季節が夏であったため、山中は湿度も高く、また至るところにあるカレンや竹林が洞口探索を否応もなく困難にしてくれました。(橋口)
巨大な洞口を持っていることが特徴の洞窟です。洞口は巨大なナチュラルブリッジにより二分されており、その大きさは洞内から見上げた時初めてわかります。洞窟は高さ30級の竪穴でほぼ垂直に落ちており洞内には広い空間を作っています。
またこの洞窟は地上から粘土層に覆われた洞床が見えるほどで、太陽の角度がよければ洞床に光が届きます。そのため、洞窟の底へ降り立ってみても”洞窟へ潜った”という感覚はなく、不思議な感覚がします。
夏など太陽の日差しが強い時期は洞内へ差し込む光線も強いため、洞窟は幻想的な雰囲気につつまれます。
洞床は急な斜面となっており底のほうには狭い通路があります。そこを抜けると比較的狭い空間があり、そこはいままでと一転して落石で覆われています。(橋口)洞口は1×2mほどの大きさの竪穴。洞内は入口より5mほど狭い斜洞が続き、そこから10mほど下へ落ちている。竪横複合洞窟に分類され、洞内にもザイルやラダー等の昇降器具を使用するポイントが数箇所ある。第2ピッチを降りると下方部と最奥続く通路部に分岐する。下方部からさらに下へ降りることができるがここ最近降りていない。横穴からは最奥にある広いホールへと行くことができる。
風船の穴はダラー等を設置するポイントが複数あるため、ビレイヤー養成訓練や総合訓練などにしばし利用されることがある。(橋口)
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